2004年11月10日

半額の感覚

だいぶ以前に,もったいないという感覚についての話を書いた。たとえばお金を使うとき,もったいないと感じるのは,その絶対的価格ではなくて支払いの対価として妥当と感じるかそれ以上と感じるかに依存するという話である。したがって,支払い額が10万円であっても,まぁこんなものかなと感じ得るときはもったいなくはなく(=もったいある),100円であっても,本来はもう少し安くあるべきだという感覚があればもったいないと感じるのである。

最近,快感システムを装備している車が増えてきた結果,なんと我が通勤路近辺でこんな実験が開始された。半額ですよ半額。快感システム装着車でなければ400円(普通車)のところが半額の200円。これは大きい!

ここで問題なのは,東関東道湾岸市川ICから湾岸習志野ICまで普通車で走行するのに400円という金額が本来妥当かどうかという点にある。たとえば首都高速道路は普通車一律700円(一部末端区間を除く)だが,浦安から新木場まで走っても3号用賀まで走っても同じ700円であり,明らかに新木場までものの4分30秒程度走るだけで700円というのは高すぎてもったいない。私の率直な感覚では湾岸市川から湾岸習志野までの6分35秒で400円というのでさえもったいない。400円あれば工大ランチが食べられる。しかるにこれが200円となれば話は別だ。

そもそも,この社会実験の目的である「(東関道に並行する)国道357号の市川・船橋・習志野地区を中心とした激しい渋滞」というのは前にも書いたように事実であり,朝の通勤時にその渋滞に突入したせいで職場到着が20分も遅れてしまうのは許し難い。その20分をいくらで買うかという場合,やはり率直な感覚で400円はちと高いが200円ならまぁ妥協できる。 6分35秒高速道路を走って200円というのも妥当である。

そんなわけで,このところ時々,片道だけ高速道路通勤という恩恵に浴している。 1月31日までと言わずにもうちょっと続けて欲しいのだが,相変わらず並行する357号の渋滞は激しいので,効果がないという理由で中止になってしまうのだろうか。
posted by gecky at 00:00| 千葉 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする