たとえば今年(2007年)の年賀状(同僚・友人・後輩用)に使った写真。オアフ島の「この木なんの木」の木の前で,家族3人で手を拡げてポーズを取ったりしたのであるが,あれは実はセルフタイマー撮影である。しかも三脚など使わず,リュックの上にデジカメをそっと載せて10秒タイマーを仕掛けただけ。
実は,何を隠そう,そういう簡易セルフタイマー撮影にはちと自信がある。自信があるから,どんな場所でもまず滅多に通りがかりの人にシャッターを頼んだりはしない。そういうことをしてみても,うちの家族は皆気が小さいから,遠慮して緊張した顔の写真しか撮れないのである。
今日は久しぶりに天気の良い日曜だったので,ひまわりの咲く某所まで遠出して家族写真に挑戦。もちろんセルフタイマーである。地面近くにそっと置いたデジカメを覗き込んで露出の調整などをしていたら,たまたま近くを通りかかった家族連れのお母さんから声が掛かった。「シャッター押しましょうか?」「あ,いえ,だいじょうぶです。これで撮れますから。すいません。ありがとうございます。はい。」「そうですか。なんだかすごく苦労されてるみたいだから。」「あ,いや,いつもこうやってるんで。すいません。」「…」
別に謝ることはないのだが,すぐに準備完了。シャッターボタンを押してから数メートルの位置に立つ妻子の元へダッシュ。慣れているから余裕で間に合って振り返ったら,あれ? カメラが見えない。
こんな素敵な写真が撮れた:
posted by gecky at 23:35|
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