2008年12月12日

ロックアウト

共同研究のためたびたび出入りしている某オフィス。今日は打ち合わせが少々長引き,21時すぎにフロアを出た。すでに業務時間が終了したようで,エレベータのボタンを押してもランプが付かない。気付いたスタッフが走ってきてカギを操作してくれる。礼を言い,1階まで下りてから外に出る。少し寒いが,ずっと暖かい室内にいたのでむしろ冷たい空気が心地よい。最寄り駅の改札の手前まで来て,Suicaが入っているはずのポケットに手を入れたとき,あ,しまった,コート忘れてきた。

幸い,駅からは大した距離ではない。某オフィスのあるビルまで戻り,すでに電気の消えた1階ロビーに再び入る。少々嫌な予感がしつつもエレベータに乗り込んで目的階のボタンを押すと,案の定「この階には止まりません」と音声が流れる。さっき下りてくるときもわざわざカギを操作してくれたもんな,時間外は止まらない仕掛けらしい。

やむなく,一旦エレベータを下りて携帯から某オフィスに電話をかける。ところが,

「はい。こちらは○○です。本日の業務は終了いたしました。明日は午前×時から…」

と自動応答のメッセージが流れる。うーむ。まだスタッフが中に何人かいることは確かなのだが,エレベータは止まらないし電話には出てくれない。非常階段の出入口らしき扉を発見するも,外からは開かない。うーむ,弱った。ビルの1階に居ながら中に入れないとは…

どうにか中に連絡する方法は,としばし考えた結果,スタッフの1人の携帯番号をだいぶ前にメールで教えてもらったことを思い出した。暗闇の中,カバンからノートPCを取り出し,立ったまま昔のメールを探す。うーん,あれはいつ頃のメールだったかなぁ,と必死に探していたとき,突然エレベータのドアが開きその当人が出てくる。

「あら,先生どうなさったんですか?」
「・・・」

つい先刻丁寧に別れの挨拶をして出てきただけに,なんだか恥ずかし。

「このビル,すごくセキュリティしっかりしてますね。泥棒に入るのは大変でしょうね。」
「???」
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2008年10月31日

的中

1か月ほど前のこと。

自宅の近所の巨大スーパーマーケットの一角に、大きな透明なアクリル製ボックスが置かれた。中には多数の小さなカボチャ。ハロウィンのカボチャである。

掲示曰く、カボチャはいくつ入っているでしょう?

買い物すると小さな紙切れがもらえて、それにカボチャの個数と住所氏名などを記入して投函、見事に的中したらハロウィンの日にプレゼントがもらえる、という仕組み。

長男といっしょに、うーんいくつだろうね、と考えた結果、200個よりもちょっと多いくらいかな、という結論に達し、200に自宅の階数の6を足して「206」と書いて投函した。

ハロウィン当日の夕方、そのスーパーマーケットから電話があったらしい。

なんと、見事に的中。
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2008年08月19日

ホームから新幹線

こういう格好いい電車がやって来る駅:

ots1.jpg

ホームの直下を新幹線が駆け抜ける:

ots2.jpg

なんとドクターイエローも通った:

ots3.jpg

涼しくなった夕方,息子と2人で30分ほどホーム上に滞在。
さて,ここはどこでしょう?
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2008年07月18日

荷造り

目前に迫ったオフィスの移転に向けて,ここ1か月ほどせっせと荷造りをしている。機密書類がいっぱいあるので他人に手伝ってもらうことができないのがツライ。一度にたくさんやると疲れるので1日に多くて段ボール5箱程度。今日で梱包済み段ボール箱が120個を超えた。この分だと200個くらいになるかな。

思い出せば,10年ほど前にいまのオフィスのある建物が完成して引っ越して来たときには,確か段ボール20箱くらいだった。10年でよくもこんなに持ち物が増えたものである。最初のうちは,整理しながら不要なものを捨てつつ荷造りをしていたのだが,いよいよ残りの空き時間が極少になり(なんせ来週以降は怒濤の出張連続ウィークなのだ),引っ越し後に開梱しながら整理する方針に変更。

梱包済み段ボール箱を部屋の外にでも積み上げられればいいのだが,そういうわけにもいかず自室の中に積み上げ。書庫の中身を出して箱に詰め,それを積み上げるのだから,必然的に容積は2倍になる。ぜんぶ終わる頃には自分の居場所がなくなるに違いない。

しかし,この調子でこれからもモノが増えてしまうのはちょっと恐ろしいな。思い切って古いモノは捨てることにするかな。でもそういう作業をする時間ができるのはいつのことやら。
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2008年04月29日

里帰り

母校の「ホームカミングデー」に出席。

毎年この日に開催され,いつでも参加できることになっているが,卒業後10年,20年,30年… という区切りの年には招待状が届く(その他の年には届かない)仕組みになっており,今年は卒業してちょうど20年なのである。

そうか。もう20年も経ったのか…

卒業してからもしばらくの間,部活動のOBとして出入りしていたのではあるが,いま日記を調べてみたところ,いちばん最後に行ったのは1995年5月13日だったらしい。そこからでも13年も経っている。さぞ変わっていることと思いきや,正門を入ってみたらこれだ:

gakuin0804a.jpg

何も変わっていない。あまりにも変わっていなくて気味が悪いほど。校舎の付近も当時のままだった:

gakuin0804b.jpg

懐かしい仲間たちと再開し,しばし少年(だったのかなぁ)の頃に戻った。

gakuin0804c.jpg

ちなみに,最近は「実業」と名の付く系属校のほうが野球その他で有名らしいが,こちらが正真正銘の付属校である。もうじき中学校も開設されるとのこと。
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2008年03月23日

巣立ち・邂逅

昨日は,幕張メッセで学位記授与式すなわち卒業式。手塩にかけて育てた(と思い込んでいる)愛弟子達が社会に向けて巣立つ重要な儀式である。毎年のことだが,晴れやかな彼らの笑顔を見ると感慨ひとしお。しかも今年は愛弟子の1人が大学全体で最も成績優秀という賞ももらった。なんともめでたい。

今日は,朝から大学の重要行事で出勤の後,夕方から歴代の愛弟子達が大集結するというので研究室でわくわくしながら待つ。次々に現れる懐かしい顔。場所を移動し,貸し切りの店で大同窓会。なんと全体の約半数,50名近い人数が集まってくれた。毎年の卒業式を積み重ねた結果,これほど多くの教え子たちが社会に巣立っていたのである。卒業時よりも一回りも二回りも頼もしくなった彼らの姿には大いに感心し,皆の笑顔での近況報告を聞くのは教員冥利に尽きる思いだった。

ありがとう! 次回も楽しみにしています。

oklab_reunion2008b.jpg
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2008年01月23日

馬鹿喫煙者

都内に所用。待ち時間に入り慣れた「全席禁煙」カフェで仕事。

ん? なんかケムイぞ…

どうも,少しく離れた席の男(黒の革ジャン着用,推定30歳くらい)がタバコを吸っているらしい。うーむ。

チンピラ風ではあるがいかにもやばそうな身分のような風貌と容姿。ここで仮に「おい,ここ禁煙だよ。タバコ吸うんじゃねえよ。」などと言おうものなら,横蹴り1発パンチ1発で鼻血でも出るに違いない。うーむ。

程なく女性店員(推定25歳)登場。

「お客様,申し訳ございませんが,当店は禁煙ですので,おタバコご遠慮いただけないでしょうか。」

男:黙殺。吸い続ける。
女性店員:そのまま退散。
周囲の客:怖いので見て見ぬふり。

入れ替わりに店長と思しき男性店員(推定35歳)登場。

「すみません,当店店内は全席禁煙とさせていただいてますんで,おタバコは店の外でお願いできないですかね。」

男(小声で):「うるせえ」(正確には「ぅぅぅるっせ〜」)

店員(少し厳しく):「他のお客様にご迷惑がかかりますので,おタバコの火を消していただけますか。」

男(大声で):「るっせーんだよ,んなくだらねえこといってんじゃねえよ。」(ちょっとちがったかも)

男店員・女店員・周囲の客:凍り付いて皆無言。

カウンターで買い物中の中年男性客:レジの店員に向かってひそひそ小声で何か。

数分後:なんとおまわりさんが2人登場。道路向かいに交番があったらしい。

おまわりさん1:「ああ,あなたね,この店タバコ吸っちゃいけないの。分かってる?」
男:無言。怖い顔をしたままタバコを消す。
おまわりさん2:「ちょっと店の外に出て」
男:無言。
おまわりさん2:「出なさい」

意外に素直に従う。なんと連行されていってしまった。

店長と思しき男店員(大声で):「皆さんご迷惑をお掛けしました。どうぞごゆっくりお召し上がりください。」
客の半数:拍手。


逮捕されたのだろうか? そんなわけないか。
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2007年11月16日

虚数単位

電気工学や電子工学では i ではなく j を使う。なぜなら i は電流を表すので混乱を避けるためである。

…と,私は習った。何を隠そう,私は電気工学の出身なのである。

手元にある電気や電子関連の参考書を順に調べていくと,確かにほとんど9割以上の本で虚数単位は j である。もちろん,中には i を使っているものもあるが少数派。信号処理の世界では,角速度と時間を合わせて jωtなどという表記が頻出するのであるが,これが iωt になっていると少々違和感を覚える。が,もしも数学の複素解析の入門書で,複素数が a + bj などと定義されていようものなら(そういうことは皆無に近いはずだが),それはそれで違和感があるだろうな。

…と,いうのが,長らくの私の感覚だったのであるが,どうもこの流儀は電気工学や電子工学からほんの少し外れると,そうでもないらしい。

で,最近,本屋の工学書コーナーで電気や電子以外の分野の参考書をいろいろと手に取り,虚数単位が i か j かを調べているのだが,そもそも複素数があまり出てこない。それどころか,数式があまり出てこない。いや,もちろん数式は出ているのだが,電気工学と比べると圧倒的に少ない。あまり出てこないから,虚数単位の記号に何を使おうと関係ないのかもしれない。

…と,いうことを発見。i++
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2007年09月28日

セフィーロの勘違い?

約1年半ほど前にもこんなことがあった。少なくとも私の中ではまだ記憶に新しい。

今日は,予定外の仕事がいろいろあって深夜0時近くになってようやく帰宅。疲労している上に夕飯もまだ食べておらず空腹である。深夜のR357を爆走,じゃなかった,いつも通りに走り,車を駐車場に停めようとしたら,ありゃ,私の駐車区画に別の車が入っている。うーむ。今回は品川ナンバーの黒のセフィーロワゴン。頭に来たから写真載っけちゃお。

mukatsuku.jpg

2度目なのでどうすればよいかは分かっている。110番に電話。前回とほぼ同様のやりとりがあり,今度もしばらく待たされてバイクに乗ったお巡りさんが登場。前回は1人だったが今回は2人である。調べ方も同じだったので,今度もすぐに持ち主が見つかるかなと思ったのだが,ありゃ。

「えっとね,持ち主調べましたけど,会社の名義になってて,この時間じゃ連絡がつきません。」
「はぁ,そうですか。」
「ちょっと我々でもどうしようもないね。」
「確かに。でも私の車はどうすれば?」
「うーん,どっか他に停めるところありませんか?」
「他にって言われても。来客用の駐車場ってのはありますが,勝手に停めちゃいけないことになってるんですが。」
「まーこういう事情だからしょうがないでしょ。明日の朝,事情説明することにしてそこに停めておいたら? 私からも管理人さんに言っておきますので。」
「そうですか。おまわりさんがそうおっしゃるのなら,そうします。」

ということで,来客用駐車場へ無断駐車。

「こういうことってよくあるんですか?」
「そうですねぇ。ときどきありますね。この辺マンション多いし。」
「前のときは2つか3つ向こうの人が間違えて停めちゃったみたいだったんですけど,このセフィーロはこの辺で見たことないなぁ。」
「品川ナンバーだしね。」
「どうしてかなぁ。どこでも停めちゃっていいって思っちゃったんですかね。」
「いまどきそんな風に思う人はいないと思うけどね。ま,明日の朝もいちどこの会社に確認とってみます。」
「分かりました。ありがとうございます。お手数をお掛けしました。」

…で,家に帰れたのは25時。
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2007年09月17日

ローソク(その3)

9月最初の三連休だったのではあるが,初日(土曜)は「ロ」に関連したイベントの最終日であったのと,仕事上の大事な大事なお客様方との対話イベントのために出勤。中日(日曜)は,JAFみたいな仕事をしてからその仕事相手を拉致してマンゴープリンなどをご馳走になったりしたから多忙。そして今日(祝日)も重要なイベントのため出勤。

というわけでなかなか休むヒマがないのであるが,愛弟子たちも明日が最初の晴れ舞台(試練ともいう)で忙しいらしく皆出勤してきている。その晴れ舞台用の練習などに付き合ってから,さて帰ろうかと思ったらこれが待っていた。

ケーキ

素因数分解したのをすっかり忘れた頃にサプライズである。感激。ケーキのローソクの火を消したのは1年ぶりである。で,そばのホワイトボードにはこう書かれていた。

whiteboard.jpg

そうか。そろそろ倍近く差が開いてきているのか。
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2007年09月12日

どうして?

某所の某ビルでの出来事。

上階へ行こうとエレベータ乗り場へ行ったら女性の先客が一人。推定50歳前後。どちらかと言えば上品な感じの,特に派手でもなく細身で小綺麗な服装を纏った婦人である。すでに上へのボタンが押されており,私が斜め後ろに立っても気付いているのかいないのか,そういう状況でエレベータが来るのを待った。

やがてエレベータがやってきてドアが開く。乗っていた人はおらず,その婦人と私以外に乗ろうとしている人はいない。私は一歩後ろにいたので,その女性の後から続いて乗り込もうとした。

と,その時,一足先に乗り込んで後ろを振り返ったその婦人が,私に向かってこう言ったのである。

「あ,すみません,ちょっと,乗らないでいただけますか?」

限りなく上品だが明瞭に聞き取れる口調。別に悪い感じはしない。

瞬間的に,私は何か自分がこの女性に対して失礼なことでもしたのではないかと思い,

「あ,はい。すいません。」

と言いながら,慌てて足を停めて一歩下がる。するとその女性は私に軽く会釈をし,どうやら「閉」ボタンを押したらしい。エレベータのドアが閉まる。私は1人外に残される。

・・・

お,おい,ちょっと待ってよ。なんで乗っちゃいけないの?

…と思ったのは,すでにエレベータが行ってしまった後だった。

仮説その1:
怖い人だと思われた。いや,そんな風に見えるはずはない。変な人だと思われた。ま,それはあり得るが,あの女性は,少なくともエレベータに乗り込んで振り返るまで私の顔は見ていない。

仮説その2:
見知らぬ若い男と2人きりで乗るのがイヤだった。でもな,もしそうだとしたら,自分は乗らずに私を乗せるべきだよな。

仮説その3:
とっても急いでいた。自分の目的の階の前で停まるのは困る。でもそれってかなり身勝手だよな。

仮説その4:
エレベータの中に何か異変や危険を察知して私にそれを知らせてくれた。うん,ひょっとしたらそうかも。命を救ってくれたのかもしれない。…そんなはずないか。

仮説その5:
あの女性は実はエレベータ会社のメンテナンス作業員だった。異常発生の知らせを受けて緊急出動してきて,まさにこれから点検をしようとしていた。うん,ひょっとしたらそうかも。…あの格好でそんなはずないか。

けっきょく不愉快さだけが残った昼下がりの出来事。
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どうして?(その2)

50歳くらいのご婦人,といえば,最近こんな出来事もあった。

近所の大型スーパーの鮮魚売り場。ここで売っている寿司はなかなか美味しいのである。閉店間際になると,売れ残りが30%引きになったり半額になったりする。以前,閉店時間が午後8時だった頃,すなわち私がまだ独身だった頃は,わざわざその時間を狙って買いに行ったりもした。最近は閉店時間が午後10時に延びたので,なかなか半額の恩恵にはあずかれない。

とにかく,先日は値引きになる時刻ではなかったが,とつぜんお寿司が食べたくなったという事態をどうにかしようと,その鮮魚売り場へ行ったのである。平置きの冷蔵棚には,左のほうから,1パック680円くらいの竹,780円くらいの梅,880円くらいの松,980円くらいの華,だったかそんな名前のにぎり寿司パックがそれぞれいくつかずつ置かれている。値段が違うのは,量ではなく質,つまり高いやつほど高いネタが使われているからである。まぁどこの寿司屋にもそういう体系がある。

私はどちらかといえば量より質という人間だから,安いのを2つ買うなどということはせず,量が少なくても質の良い物を買う。これが,1パック3980円だったら躊躇するが,980円ならまぁ手が届く。好きなネタも入っているし,迷わず「華」を手に取りカゴに入れた。と,そのとき,すぐ左に立っていた推定50歳くらいの婦人にこう言われたのである。

「それ,お高いですわよ。」

はぁ?

このときも,何かいけないことでもしてしまったかと,一瞬立ち止まって思案。ひょっとして,この婦人は私が手にしたそのパックが欲しかったのだろうかと思ったりもしたが,同じものがまだたくさん売られている。お高いですわよ,の後は特に何の言葉も続かず,特に非難されている様子でもなかったので,怪訝に思いながらもそこを去ってレジに向かった。

しばらく考えていたら,何となく分かった。

あの婦人はおそらく,左のほうにもっと安い寿司のパックが売られているのを知らずに私がいちばん高いやつを取ってしまったのではと思い込み,ご親切にも教えてくれようとしたのではないか。回転寿司で,1皿630円の黒い皿をそうと知らずに取ってしまったりすることも確かにあるから,こっちにもっと安いのがあるわよ,とわざわざ言ってくれたとしても不思議ではない。

なーんて失礼な奴。
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2007年09月09日

眠気

そういえば,チョコとワッフルとビールのベルギーから帰ってきたのはすでに1週間前である。普通ならとうに時差ボケなど治っている頃である。もちろん治っているのだが,新学期に向けてあまりに忙しく深夜3時すぎまで家で仕事をしていたりするので日中は連日常に眠い。早朝ではなく深夜に起きているのはヨーロッパ時間をそのまま引きずっているからなので,時差ボケが治っていないと言うのが実は正しいのかも。

ここには仕事の話は書かないことにしているので,仕事の中身は書かないが,昨日(土曜)と今日(日曜)は重要な仕事で共に出勤。昨日は主に立ってする仕事,今日は主に(というかずっと)座ってする仕事。必然的に,今日のほうが眠気は強い。いっそのこと今日もずっと立っていたいくらいだったが,仕事内容からしてそれは絶対に不可能ではないがかなり不自然だろうな。途中で眠ってしまうのは,立っているのよりももっと不自然なので,必死に眠気をこらえながら重要業務に従事。こういうときは,相手の声が大きいと助かる。助かるので声が大きいとプラス1点。

それはともかく,ひたすら眠いので普段は多くても1日に3杯くらいしか飲まないコーヒーを何杯もおかわり。重要業務の合間の休憩時間に,サービス心旺盛なウェイトレス,じゃなかった職員がやってきて,皆にコーヒーはいかが? と声を掛けてくれる。運用上,注文時にミルクと砂糖の有無を尋ねるシステムになっている。

「私はブラックで」
「はい」
「私もブラック」
「はい,ブラックが2つ」
「私はお砂糖とミルク入れて」
「ブラックが2つと,砂糖とミルク入りが1つ」
「私はミルクだけ入れて」
「ミルクだけ」
「私はミルクは入れないでお砂糖入れて」
「あ…」
「私はお砂糖ちょっとだけ入れて」
「えっ」
「私はミルクはたくさん入れてお砂糖ちょっとだけ入れて」
「う…」
「私はハチミツ入れて」
「え?」
「私は,んーと,あれだな,お醤油とワサビで」

うーん。これを書いているいまもすごい眠気。
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2007年08月25日

今年も限りなく静かに

年をとったらしい。しかも,仕事場は今日1日停電である。

仕方ないので素因数分解でもしてみる。2×19。あれ,これで終わりか。つまんない。

そういえば,素因数分解といえばあれだ。

標準的な音楽 CD(コンパクトディスク)のサンプリングレートは 44.1 kHz である。つまり 44100 Hz である。どうしてこんな半端な数なんだと思う? という雑談は,ここ数年,信号処理の授業で標本化の話をするときの定番になりつつあるが,果たして 44100 は本当に半端な数か。

素因数分解してみる。22×32×52×72

どう? 感動的でしょ?

ちなみに,それが CD のサンプリングレートが 44.1 kHz である理由ではない。
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2006年12月12日

イクジ

超多忙+激疲労モードからようやく脱出。

お昼休みに研究室の電話が鳴った。

P 「もしもし」
R 「あ,J学科のRです。」
P 「あー,R先生,こんにちは。」
R 「あの〜。」
P 「はい。」
R 「ちょっとその,イクジに関することでご相談なのですが。」

と,そう言われて咄嗟に頭に浮かんだのは,西海岸のとある研究機関である。「イクスィ」と呼ばれることもあるが「イクジ」と発音する人もいる。確かにここには訳あって時々訪問するのだが,R先生がそのことを知っているとは。

P 「イクジってバークレイの?」
R 「は? いや,その,イクジってイクジです。」
P 「はい。なんでしょう?」
R 「先生のお子さん,いまオムツはどこのを使ってらっしゃいますか?」

うひゃ。これは今年研究室にかかってきた電話のベスト3に入ること間違いなし。

P 「あ,イクジってイクジね。オムツですか? うちはずっとパンパースだったんですが,最近はグーンです。パンパースって動き過ぎると横のところから漏れちゃうんですよね。締め付けが緩いっていうか。」
R 「あ,そうですか。そっかぁ,それじゃちょっとうまくいかないな。」
P 「え? オムツがどうかしたんですか?」
R 「いや,実はですね,うち,パンパースなんですけど,ちょっと間違えて違うサイズの買っちゃいましてね。袋開けちゃってから気が付いたんで返品できないんですよ。それで,誰か使ってくれる人いないかなと思って。」
P 「あ,そうですか。それってサイズは?」
R 「Lです。」
P 「パンツタイプ?」
R 「いや,普通のやつ。」
P 「そっか,普通のだとちょっと使い道ないなぁ。他を当たってみたらいかがですか? N先生とかK課のMさんとかK課のNさんとか。」
R 「そうですね。そうします。どうもお邪魔しました。」
P 「いえいえ。お役に立てなくてすみません。では。」
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2006年09月28日

不通

朝から京葉線不通でバス待ち長蛇の列の新浦安駅前:
京葉線不通

市内の幹線道路とR357西行き(浦安→東京)も大渋滞だったようだが,R357東行き(浦安→千葉)はなぜかガラ空きだった。
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2006年08月29日

ローソク(その2)

ゼミの後で,愛弟子たちが40への坂を確実に下りつつあるお祝いをしてくれた。限りなく静かに,などと書いたからかもしれないが,感激。

bcake

ケーキのローソクの火を消したのは1年ぶりである。

年齢の話をしていたら,自称うちの研究室で最も年上だという学生に「先生は私とちょうどひとまわり違いですよ」と言われる。それで思い出したのは,私が学生時代に同じ研究グループにいたK先生がちょうど私のひとまわり上だった。当時もいまも,さすがに12年先輩だけあるというか相応の年の差を感じるのだが,同じ差をいまの学生たちに感じるかというとちょっと怪しい。
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2006年07月13日

インタビュー

東京駅構内を移動中,とつぜん横から「すいません」と声を掛けられる。振り向くと中学生らしき制服の4人組。意外な相手だったので思わず足を止め,「えっ?」と反応すると,代表っぽい子が,これ以上丁寧な言い方はないほど丁寧な口調で,しかもかなり緊張した面持ちで「あのぅ,私たち修学旅行で東京に来ている中学生なのですが,インタビューさせていただけないでしょうか?」と,用意してあった台詞を喋るような調子で言う。

聞けば,秋田県から修学旅行にやってきている私立中学校の生徒たちで,全員東京に来るのは初めてらしい。グループワークの課題で,東京の人々の生活について調べているとのこと。これは教育者としては協力しないわけにはいかない。

でもどうして東京駅の中で? と聞くと,本当は新宿か渋谷に行くつもりだったのが,あまりの人の多さに圧倒されてうろうろしていたら,新宿まで往復する時間がないことに気が付いたとか,なかなか東京人には理解し難いことを言う。ふーん,いまでもこんな純情な中学生がいるんだね。

質問は至極簡単なものばかりだったが,皆でメモを取り始めたのを見て,調子に乗っていろいろ喋る。学校で発行する「研究論文集」とやらに載るらしい。それにしても,中学生で東京旅行とは贅沢だな。

4人全員が口を揃えて「ありがとうございました」と言ったところで,「ところで,どうして私に声を掛けようと思ったの?」と素朴な疑問を尋ねてみると,顔を見合わせた後の1人の答えはこうだ。

「なんとなく東京の人っぽかったからです。」

ふふん。えっへん。
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2005年11月01日

近況

しばらくお休み中。

実は身辺にいろいろと変化が起こりつつあり,このところ多忙である。多忙なのはいつものことだが,労働として多忙というよりは精神的に多忙である。こういうときは何か気を紛らわすことをするのがよい。

気を紛らわすその1:

この前の日曜,愛弟子の1人が半年ほど留学をするので,その見送りに朝から妻子を連れて成田空港へ。ご両親と,研究室のメンバーほぼ全員と,昨年の卒業生数名とに見送られ,主役はいくらか興奮していたようである。平然と出国ゲートを通って行ったように見えたが,不安そうな表情が見え隠れ。半ば無理矢理話を進めた責任もあり,何とか半年頑張ってくれればと思う。

気を紛らわすその2:

成田からまっすぐ帰るのも芸がないのでどこかにドライブ,と思い,とりあえず筑波山のファンタジートンネルを目指したのだが,途中で寄ったガソリンスタンドで,後ろのタイヤパンクしてませんか? と言われる。確かに空気が抜けているように見える。パンクではなかったようだが,ちょっと不安になり,筑波はやめて目の前に看板の出ていた「房総のむら」に入る。

気を紛らわすその3:

ここは小学5年の遠足で来たことがあるなぁ。当時はまだ「房総のむら」は未完成で「房総風土記の丘」の一部がオープンしていただけだったけど。入ってみると子連れにはなかなか面白く,童心に返ってのんびり過ごす。ニュートン氏に「いま我孫子の近くにいます」と連絡するが返事がない。

気を紛らわすその4:

自宅でサーバを起動。以前は大学の研究室以外の場所で仕事をすることは皆無に近かったのだが,最近は自宅や外出先で仕事をする時間が増えた。大学は相変わらずネットワークが不安定で,外出先で必要なファイルが取り出せなくて困ることが多く,それならば自宅に,という目論見である。Linuxをインストールして各種サーバ構築。こういう作業には慣れているが,気を紛らわすのには最適かも。

気を紛らわすその5:

高校のクラスの同窓会に向けての名簿作り。54人が3年間同じクラスで結束は固く,いまでも消息不明者は10名以下である。1人ずつメールなどで連絡を取り近況の調査。こういう作業も気を紛らわすのには絶好だが,高校を卒業して20年も経ってしまったのかと思うと少ししょんぼりする。

気を紛らわすその6:

久しぶりに大作の名著に挑戦中。Richard Duda 他による "Pattern Classification" 改訂版。2年ほど前に確か2万円以上で購入して一部をざっと読んだだけになっていたが,知人からこれを使って勉強会でもやりませんか,という誘いがあったので,それならばと最初からちゃんと読み始めてようやく50ページほど。効能や成果は考えず,ただ純粋に知識を頭に入れていくという勉強をするのは実に心地よい。

気を紛らわすその7:

某出版社より新しい企画の話が舞い込み,編集者たちと企画会議。こういうのは実に楽しく,いろいろ喋って帰ってきてから,仕事の大部分を引き受けてしまったことに気が付く。ま,いっか。

※ちなみに辞書によれば「紛らわす」は「紛らす」の強調形らしい。
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2005年08月13日

フランスでの日独親善

今日は土曜で仕事はお休み。

長年の良き友人であるドイツ人のC君一家が,わざわざ隣国ドイツのK村から我々を訪ねてきてくれた。とは言っても,聞けば車で4時間ほどらしい。浦安から白馬に行くよりも近い。

2年前,ジュネーヴでの国際会議に参加した後,同伴した妻と共にK村を訪ね彼らの家に数日泊めてもらって以来だが,3人の子供たちは2年でずいぶん成長していてビックリ。我が家の王子はまるでマスコットのように3人に可愛がられて始終ご機嫌であった。彼には言葉の問題はまったくない。何しろまだ日本語も喋らないのだから。

日独親善

C君と知り合った当時,産まれたばかりだった長女のIちゃんも,もう中学生になり片言だが英語を話すようになっている。片言とはいえ並の日本人よりよほど上手い。それにしても,C君も奥さんのAさんも,我々とはだいたい英語で話すのだが,家族のあいだではもちろんドイツ語で,カフェに入れば流暢なフランス語で店員と話す。まるでスイッチを切り換えるように見事に3か国語を操るのはスゴイと思う。どうしてそんなにフランス語が上手いんだと聞くと,こんなのまだまだ片言だと答えるが,それじゃ我々が単語を並べて辛うじて喋っているフランス語は片言以前の喋れない以前なのか。

長男のF君と,次男で末っ子のL君は,まだドイツ語しか喋れないようだが,あと数年もすれば我々より遥かに上手な発音で英語を喋っているんだろうな。ちょっぴり口惜しいが「言語間距離」の問題だと考えれば諦めざるを得ないのかも。
posted by gecky at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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