ふと気になったこと。
コンピュータ上のファイルに名前を付けるときに,日付(年月日)を先頭に付けるという方式をずいぶん昔から採用してきた。ずいぶん昔=私がコンピュータを日常的に使い始めた1980年代後半からである。
当時は深く考えずに,たとえば1987年4月10日だったら 870410diary.txt のようなファイル名である。その頃は,ファイル名に日本語を使うといろいろ厄介なことが起こったので,すべてアルファベット半角文字だったのが,やがて日本語も使うようになり,951011なんとか会議議事録.txt のような具合に発展した。
この「6桁年月日+内容.拡張子」方式だとまずいなぁ,ということに気が付いたのは確か1995年頃である。このまま続けると,2000年になった瞬間にファイル名が 000101元旦の記録.txt のようになり,ファイル名でソートすると1999年のファイルよりも2000年のファイルが前に来てしまうではないか。1987年頃からファイル名を 19870410diary.txt としておけばよかったのである。先見の明に乏しいとはこういうことである。実際,2000年になるときにはこういう事象も含んで「2000年問題」と称して大騒ぎになった。
そういうわけで,いまだに前世紀というか1900年代のファイルが混じったディレクトリ(フォルダ)内のファイルの並び順は気持ちが悪い。といって一括置換するのも様々な事情で難しい。
ところで,他人から送られてくるファイルにも,同様に先頭に日付の付いたものがあるが,流儀はいろいろで,中にこんなのがある。200804収支報告.txt。要するに,年月日の年月だけを採用して2008年4月の収支報告,というわけである。いまこのファイル名を見ても,さほど不自然さというか困った感じはしないのであるが,先の6桁ルールに従って読むと,これはそう遠くない将来,2020年8月4日の収支報告と混同するに違いない。
199904なんとか,も同じかと思いきや,2019年99月というのはないし,1912年に作ったファイルというのもまずないから,この混乱が起こるのは2001年から2012年までに限られる。すなわち,2001年から2012年までの間に,何の気なしに「4桁年+月+内容.拡張子」のような命名をしたファイルが,2020年に混乱を引き起こすことになり得る。
「2000年問題」の次は,UNIXのtime_t型がオーバフローする「2038年問題」と言われ,多少騒がれ始めているようだが,「2020年問題」はどのくらい認知されているのだろう。検索してみたけど,これとは関係のない「2020年問題」しか引っかからないので,ここで問題提起。
2008年04月10日
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2桁の年表記はやめよう - 2020年問題を考える
Excerpt: 日付を表記する際、年を下二桁のみで記述する場合がある。例えば2010年1月1日ならば、10/01/19などといった具合。 この表記は何だか中途半端で昔からあまり好かなかったのだけど、個人的な好き嫌いだ..
Weblog: Melog
Tracked: 2010-01-19 23:35
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今日作成のファイルなら
20080412
といった感じです。
別パターンとしては、
2008_4_12
というのもあります。