2005年08月22日

最初の記憶

人間はおおよそ何歳頃から一生覚えていられるような記憶を保持できるのだろうか?
…と,自分の記憶を遡ってみると,確実なのは3歳,もしかしたら2歳半である。どんな記憶かは書かないことにするが,正確に日時が同定できる記憶ではないのが残念である。

強烈な経験やインパクトの強い光景ならば,2歳以前でも記憶に残る,と何かの本で読んだことがある。これはどちらかというと恐怖など悪い意味でのインパクトらしいので,ただどこかに行ったとか誰かに会ったとかいう程度では記憶に残りにくい。私の場合も,最初の記憶ではないが,おそらくいま思い出せるうちの2番目か3番目であろう記憶は,当時住んでいた大阪の家で夕立ちの雷鳴にひどく怯えているというもので,おそらく3歳以前のはずである。

はっきりとした記憶ではなくとも,赤ん坊の頃に頻繁に聞いた音楽は深層記憶に残っているらしいという話もある。「子供にバッハなど分かるはずがない」と童謡ばかり聞かせるのは大間違いなのである。同様に(←この語呂合わせはどうよ),胎児の頃からすでに母国語のリズムを獲得し始めているという説もある。母胎内で周囲の人々の喋ることばを聴いているというのである。乳児期に母国語以外の言語を多く耳にすると,将来その言語の発音やリズムに適応しやすいとも言われる。

さて,有名な塔よりも地面の模様のほうが気になっていたらしい我が家の王子だが,将来再びこの地を訪れたときに何を思うのか,はてまたこの僅かな期間に浴びるように耳にした異国の言葉のリズムを深層心理のどこかに蓄えておいてくれるのだろうか,ちょっぴり楽しみである。(単なる親バカ,などと言わぬように。)

エッフェル塔
posted by gecky at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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