2005年08月04日

飛行機の子供

初めて子連れで飛行機に乗った。

これまで国際線の飛行機に何十回乗ったかもう分からないが,搭乗前のロビーで子供連れの人を見掛けることはあっても,自分の席の近くに子供が座っていたという記憶はあまりない。国内線では一度だけ,すぐ隣りにお母さんと3歳くらいの男の子の2人連れが座ったことがあった。ずいぶん前のことで私はまだ独身だったし,子育てなど別次元の話だったから,隣りでこの子が大騒ぎでもしたら嫌だなと思ったのだが,結果的にはずっとおとなしく2時間程度のフライトだったからどうということはなかった。

しかしヨーロッパまでは12時間である。初経験なので,奮発して子供分の座席も確保したのだが(ずっと膝に乗せていれば座席は必ずしも必要でない。というか,1歳児のために運賃を支払って座席を取る親などほとんどいないようである),それでもこの子がずっと大泣きでもしたらさぞ付近の座席の客には迷惑だろうな,と心配だったのである。

空港の搭乗ゲートでは,たいていファーストクラスやビジネスクラスの客と同じプライオリティで「おからだの不自由な方とお子様連れの方」が優先搭乗できる。従来まったく人ごとだったが,今回は夏休みでほぼ満席の大勢の旅行客の誰よりも優先的に搭乗できた。それで指定された席についてみたら,周囲には子供が大勢。航空会社にもよるのだろうが,こうして子連れは子連れで1箇所に固め,その他の客への迷惑を最小限に抑えているのだろう。そのお蔭で,途中何度かぐずぐずしたり泣いたりしたが,周囲も同様にぐずる子供だったのであまり気を遣わずに済んだ。

かなり早くにチケットを予約し,「バシネット」と呼ばれるベビーベッド(座席の前の壁に取り付けて使う)もリクエストしておいたので,エコノミークラスながら足元が広い特別席。機内食も「ベビーミール」をリクエスト。これは他のどの客よりも先に配られる。加えてヒコーキの模型などたくさんのオモチャも貰えて息子はご機嫌。12時間のフライトのうち4時間くらいはバシネットで眠ってくれたので,思ったほど疲労困憊せずに済んだのは何よりである。もっとも,残りの8時間ずっと座席でおとなしくしているはずもなく,ママと交代で抱いて機内を散歩したので両腕が激しく筋肉痛。

けっきょく疲労困憊はせずとも予想通り機中では一睡もできず激しく時差ボケ。前々日と前日の往復700kmのドライブも応えている。フランスに着いた日の夜,ようやく眠ろうとしたら,息子の体内時計はすでに朝になってしまい大いに動き回られたのには参った。心配していた飛行機はどうにかなったが,大変なのはこれからかも。
posted by gecky at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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