2007年09月12日

どうして?(その2)

50歳くらいのご婦人,といえば,最近こんな出来事もあった。

近所の大型スーパーの鮮魚売り場。ここで売っている寿司はなかなか美味しいのである。閉店間際になると,売れ残りが30%引きになったり半額になったりする。以前,閉店時間が午後8時だった頃,すなわち私がまだ独身だった頃は,わざわざその時間を狙って買いに行ったりもした。最近は閉店時間が午後10時に延びたので,なかなか半額の恩恵にはあずかれない。

とにかく,先日は値引きになる時刻ではなかったが,とつぜんお寿司が食べたくなったという事態をどうにかしようと,その鮮魚売り場へ行ったのである。平置きの冷蔵棚には,左のほうから,1パック680円くらいの竹,780円くらいの梅,880円くらいの松,980円くらいの華,だったかそんな名前のにぎり寿司パックがそれぞれいくつかずつ置かれている。値段が違うのは,量ではなく質,つまり高いやつほど高いネタが使われているからである。まぁどこの寿司屋にもそういう体系がある。

私はどちらかといえば量より質という人間だから,安いのを2つ買うなどということはせず,量が少なくても質の良い物を買う。これが,1パック3980円だったら躊躇するが,980円ならまぁ手が届く。好きなネタも入っているし,迷わず「華」を手に取りカゴに入れた。と,そのとき,すぐ左に立っていた推定50歳くらいの婦人にこう言われたのである。

「それ,お高いですわよ。」

はぁ?

このときも,何かいけないことでもしてしまったかと,一瞬立ち止まって思案。ひょっとして,この婦人は私が手にしたそのパックが欲しかったのだろうかと思ったりもしたが,同じものがまだたくさん売られている。お高いですわよ,の後は特に何の言葉も続かず,特に非難されている様子でもなかったので,怪訝に思いながらもそこを去ってレジに向かった。

しばらく考えていたら,何となく分かった。

あの婦人はおそらく,左のほうにもっと安い寿司のパックが売られているのを知らずに私がいちばん高いやつを取ってしまったのではと思い込み,ご親切にも教えてくれようとしたのではないか。回転寿司で,1皿630円の黒い皿をそうと知らずに取ってしまったりすることも確かにあるから,こっちにもっと安いのがあるわよ,とわざわざ言ってくれたとしても不思議ではない。

なーんて失礼な奴。
posted by gecky at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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