2007年09月12日

どうして?

某所の某ビルでの出来事。

上階へ行こうとエレベータ乗り場へ行ったら女性の先客が一人。推定50歳前後。どちらかと言えば上品な感じの,特に派手でもなく細身で小綺麗な服装を纏った婦人である。すでに上へのボタンが押されており,私が斜め後ろに立っても気付いているのかいないのか,そういう状況でエレベータが来るのを待った。

やがてエレベータがやってきてドアが開く。乗っていた人はおらず,その婦人と私以外に乗ろうとしている人はいない。私は一歩後ろにいたので,その女性の後から続いて乗り込もうとした。

と,その時,一足先に乗り込んで後ろを振り返ったその婦人が,私に向かってこう言ったのである。

「あ,すみません,ちょっと,乗らないでいただけますか?」

限りなく上品だが明瞭に聞き取れる口調。別に悪い感じはしない。

瞬間的に,私は何か自分がこの女性に対して失礼なことでもしたのではないかと思い,

「あ,はい。すいません。」

と言いながら,慌てて足を停めて一歩下がる。するとその女性は私に軽く会釈をし,どうやら「閉」ボタンを押したらしい。エレベータのドアが閉まる。私は1人外に残される。

・・・

お,おい,ちょっと待ってよ。なんで乗っちゃいけないの?

…と思ったのは,すでにエレベータが行ってしまった後だった。

仮説その1:
怖い人だと思われた。いや,そんな風に見えるはずはない。変な人だと思われた。ま,それはあり得るが,あの女性は,少なくともエレベータに乗り込んで振り返るまで私の顔は見ていない。

仮説その2:
見知らぬ若い男と2人きりで乗るのがイヤだった。でもな,もしそうだとしたら,自分は乗らずに私を乗せるべきだよな。

仮説その3:
とっても急いでいた。自分の目的の階の前で停まるのは困る。でもそれってかなり身勝手だよな。

仮説その4:
エレベータの中に何か異変や危険を察知して私にそれを知らせてくれた。うん,ひょっとしたらそうかも。命を救ってくれたのかもしれない。…そんなはずないか。

仮説その5:
あの女性は実はエレベータ会社のメンテナンス作業員だった。異常発生の知らせを受けて緊急出動してきて,まさにこれから点検をしようとしていた。うん,ひょっとしたらそうかも。…あの格好でそんなはずないか。

けっきょく不愉快さだけが残った昼下がりの出来事。
posted by gecky at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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