2010年03月02日

若松ついに改良

都心寄りの浦安〜市川付近は概ね改良(立体交差化)が完了した国道357号で,相変わらずの渋滞名所が船橋市と習志野市の境目付近にある若松交差点である。ここは,東西に走るR357に南側から県道15号(千葉船橋海浜線),北側から県道8号(船橋我孫子線;通称船取線)が接続して平面交差点を構成しているのであるが,遙か20年も前から,かなり特異な(偏屈な)交差構造のために,渋滞が発生しないほうが不思議なくらいだったのである。

その特異な交差構造とはこうだ。まず,R357西側から両方の県道へはそれぞれ普通に進入(右左折)できる。R357東側から県道8号への右折も可能である。左折もできるが,県道15号をこの交差点から南に進むと,すぐに方向を東に変えてR357と並行するので,R357東側と県道15号南側の相互間の行き来はあまり意味を成さない。その相互間で行き来をしたい車は,わざわざ若松まで来ないで東側の香澄交差点を使えばよいからである。

次に,県道8号(北側)からR357(右左折)と県道15号(直進)へはいずれも進入できる。問題は,県道15号(南側)から県道8号(北側)へ直進したい車である。なぜか(本当になぜか)ここには直進レーンが存在せず,すべての車を一旦R357の上り(西行き)に進入させる構造になっている。そして,若松交差点の約100mほど西に,いわばUターン用の車路があり,県道15号から県道8号に向かいたい車は,そのUターン用車路を使ってR357の上り→下りと渡った上で,県道8号へと左折して行かなければならない。

R357は,上下ともに2車線なので,上のような動きをする車は当然上り線の右車線からUターンして下り線の左車線に入って左折する必要がある。すなわち,R357を東西方向に流れる車たちを完全にせき止めてしまう。Uターン用の車路も,ただその用途だけならば信号を付けなくてもよさそうだが,ここの北側には船橋競馬場の通用門があり,稀に競争馬などを載せた車が進入してくるので,ここもいちおう交差点の格好をしていて,信号が付いている。どう見てもあり得ない構造なのだが,なぜか(本当になぜか)この状態が20年近くも続いていたのである。

こうなっているのには,きっと直進レーンが作れない深い理由があるのだろうとずっと思っていた。何か邪魔をする構造物でもあるに違いない。ところが,現地に行って観察してみると,県道15号と県道8号を両方向直進させるための空間は普通にある。単に,ガードレールと空き地で直進できないようにしてあるだけなのだ。

必然的に,朝の上り方向,夕方の下り方向は,若松交差点を先頭に大渋滞が起こる。Uターン車のせいで,逆方向も大渋滞とまではいかないが,小渋滞が起きる。私の通勤方向はその逆方向なので,まぁ我慢できないほどの渋滞ではないが,それでもひどい時は信号3つ分くらいは待たされる。

ここを午前中に西から東に抜けるにはテクニックがある。1つ手前の浜町二丁目交差点(ららぽーとの角)を過ぎると,たいてい右車線のほうが空いているのだが,決して右車線に進入してはならない。我慢して左車線の車列の後ろに付く。しばらくすると,必ずといってよいほど,左車線だけが動く。なぜなら,右車線は上述のUターン車(県道15号から県道8号に向かう車)と若松交差点を右折する車たちに遮られてしまっているからである。それを知っているドライバーたちは皆左車線に入るので,右車線が空いているのである。

ここ10年ほどの市川市内の改良(千鳥町立体・高浜立体・二俣立体)のお蔭で,12年前に比べれば遙かにR357経由の車通勤が楽になったが,若松交差点に端を発する渋滞が,時には日ノ出町〜栄町〜西浦付近までつながるので,ここをどうにかして欲しいと長年思いつづけて来た。そしてついにその改良工事が昨年から始まり,今月18日から若松交差点の南北方向の行き来が両方向とも直進可能になる。

これはまだ始まりで,その後,Uターン用車路の廃止,それで空いた空間を使って右折レーンの延長,そして若松交差点の東側に東関東道の湾岸船橋ICが設置されることになっている(詳細はここ)。これらがすべて完成するには,あと2年ほどかかるようだが,湾岸の道路事情が大幅に改善される日は近い。もし若松と日ノ出町の渋滞が解消されれば,津田沼に行くのも芝園に行くのも一切渋滞知らずという夢のような状況が起こり得る。

今月の18日以降,朝の西浦〜栄町〜日ノ出町〜浜町二丁目(津田沼に向かうときは私はここで左折するので若松までは行かない;芝園キャンパスに行くときは,上のテクニックに従って若松の小渋滞を抜ける)がどんな具合になるか,非常に楽しみである。
posted by gecky at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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