「本日15時晴海線豊洲出入口開通」
と出ている。現在時刻は14時すぎ。うーん,急ぎの用事でもないしあと少し遅く出ればよかったなぁ。
東雲ジャンクションの分流部には,三角コーンが並んで準備完了。緑の標識もすでにカバーが外されていた。
今日開通したのは,湾岸線から分岐して豊洲出口までのほんの1.5kmほどの区間だが,その僅かな区間に「10号晴海線」なる新しい路線名が付けられた。首都高速は,東京から神奈川や埼玉にまで延びているので,1号,2号のような単純な番号の付いた路線以外に,B(湾岸線),C1とC2(都心/中央環状線),K1〜(神奈川区間),S1〜(埼玉区間)などがあるが,数字のみの単純番号路線は,1〜7号の後,なぜか9号深川線,11号台場線と飛び飛びだったのである。8号と10号はどこ?
…というのは誰もが疑問に思うことであって,調べればすぐに答えは分かるのであるが,その欠番だった10号がようやく開通。(ちなみに8号は実はすでに存在していて,都心環状線から東京高速道路(別会社)線につながるほんの100mほどを指すらしい。紛らわしいので標識や地図などには現れない。)
10号は,この後もう1区間晴海まで延びていちおう完成とのこと。晴海まで延びれば,我が家から銀座付近に出る最短経路になること間違いないが,近すぎて高速に乗るほどの距離ではない。辰巳〜箱崎〜銀座と回るとそれなりに乗っている気がするのだが,このルートも地図上で見ると大差ない距離か。
と,考えながら開通直後の初乗りはパス。帰りもパスするつもりだったが,21時過ぎにR357上りを走行中に魔が差した。東雲で左折,豊洲までの下道を走り,真新しい豊洲入口へ。僅か1.5kmの開通区間,しかもいま通ってきた下道の上を戻るだけのために700円(ETCなので560円か)を投資してみた。

ゆっくり走ったが,前後に他の車輌はいなかった。写真は助手席の妻が撮影。