2008年12月12日

ロックアウト

共同研究のためたびたび出入りしている某オフィス。今日は打ち合わせが少々長引き,21時すぎにフロアを出た。すでに業務時間が終了したようで,エレベータのボタンを押してもランプが付かない。気付いたスタッフが走ってきてカギを操作してくれる。礼を言い,1階まで下りてから外に出る。少し寒いが,ずっと暖かい室内にいたのでむしろ冷たい空気が心地よい。最寄り駅の改札の手前まで来て,Suicaが入っているはずのポケットに手を入れたとき,あ,しまった,コート忘れてきた。

幸い,駅からは大した距離ではない。某オフィスのあるビルまで戻り,すでに電気の消えた1階ロビーに再び入る。少々嫌な予感がしつつもエレベータに乗り込んで目的階のボタンを押すと,案の定「この階には止まりません」と音声が流れる。さっき下りてくるときもわざわざカギを操作してくれたもんな,時間外は止まらない仕掛けらしい。

やむなく,一旦エレベータを下りて携帯から某オフィスに電話をかける。ところが,

「はい。こちらは○○です。本日の業務は終了いたしました。明日は午前×時から…」

と自動応答のメッセージが流れる。うーむ。まだスタッフが中に何人かいることは確かなのだが,エレベータは止まらないし電話には出てくれない。非常階段の出入口らしき扉を発見するも,外からは開かない。うーむ,弱った。ビルの1階に居ながら中に入れないとは…

どうにか中に連絡する方法は,としばし考えた結果,スタッフの1人の携帯番号をだいぶ前にメールで教えてもらったことを思い出した。暗闇の中,カバンからノートPCを取り出し,立ったまま昔のメールを探す。うーん,あれはいつ頃のメールだったかなぁ,と必死に探していたとき,突然エレベータのドアが開きその当人が出てくる。

「あら,先生どうなさったんですか?」
「・・・」

つい先刻丁寧に別れの挨拶をして出てきただけに,なんだか恥ずかし。

「このビル,すごくセキュリティしっかりしてますね。泥棒に入るのは大変でしょうね。」
「???」
posted by gecky at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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