2009年05月30日

段差

ショパンのバラード第1番,130小節目からの上昇音階部分(譜面は129〜134小節):
cho_bal1_51a.jpg

私の下手な演奏(126〜136小節付近):

弾くのもなかなか難しいのだが,ここの右手の構造はどうかしている。2音ずつ下と上にばらすと,下側は Bb - Cb - C# - D - E - F - G - Ab と1音ずつ上がるのに対して,上側は D - D - F - Ab - Ab - Cb - Cb - D - D - D - F と,レファラドを1〜3音ずつ,局所的に見ると不規則な個数ずつ叩かなければならない。そのたびに度数が変わるので,実に難儀である。しかも,オクターヴ上がって同じ音階が始まる箇所が,左手の和音とピッタリ合わない。

音響的にもかなり不気味な不協和音の連鎖になるから,誰の演奏を聞いても効果抜群なのであるが,どうしてこんな曲が作れるんだろうと,とりわけ感心する部分である。ショパン絶賛。

ちなみにこの曲,中学生の頃からショパンの作品で最も好きな曲の1つなのである。
posted by gecky at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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