年末の点検とオイル交換のため愛車をディーラーへ持って行く。「くるまやさんへいく」と言ったら「ぼくもついていく」と言うので息子を同伴。
自宅から20分ほどの道中。1時間くらいかかるかもしれないけどいい子にしてるんだよ。早く帰ろうとか言っちゃダメだよ。もしくるまやさんのおじさんやおねえさんが何かくれたらちゃんとありがとうって言うんだよ。などと教育。
車を工場に預けて店内へ。もう10年以上顔馴染みなので,私は所長も店員もよく知っているが,息子は珍しいところに来て緊張顔。やがてジュースと車のオモチャが届けられる。「ありがと」「どういたしまして。」お,ちゃんと言えたね。えらいえらい。
「はい,これ」(と,どこから持ってきたのかお姉さんにドングリを渡す。)「あらっ,きれいなドングリね。これくれるの?」「うん」「ありがとう」「どういたしまして」(やるなぁ,こいつ…)
「あけてあけて」とせがまれ,ミニカーよりも大きな車のオモチャの箱を開けると,完成品ではなくプラモデルである。つまり組み立てなければならない。つまりパパが組み立てなければならない。「これねぇ,作らなくちゃいけないけど,道具とか接着剤とかないしなぁ…」「あ,それ,部品外して差し込むだけですから簡単に作れますよ」と店員。「そう。それじゃ」と展示車が並ぶ横のテーブルで作業開始。
まずこの棒をこっちのホイールに差し込んで。「パパ,それとがってるからゆびにささないようにね」「うん」「ゆびにささったら血がでちゃうよ。だからきをつけてね」「はいはい」
「次はどの部品かな。黒いシャーシーにモーターボックスをはめるのか」「このくるまうごくの?」「電池入れたら動くみたいだよ。電池は付いてないのか。おうち帰ったら電池入れて動かそうね」「うん」「えっと,このでっぱりをこの穴にはめるのか。あれ? うまく入らないな」「パパ,そっとやってね。こわさないでね。もらったばかりだからね」「はいはい,わかりました」
なんだか教育されている気分。
posted by gecky at 23:55|
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