しばらくお休み中。
実は身辺にいろいろと変化が起こりつつあり,このところ多忙である。多忙なのはいつものことだが,労働として多忙というよりは精神的に多忙である。こういうときは何か気を紛らわすことをするのがよい。
気を紛らわすその1:
この前の日曜,愛弟子の1人が半年ほど留学をするので,その見送りに朝から妻子を連れて成田空港へ。ご両親と,研究室のメンバーほぼ全員と,昨年の卒業生数名とに見送られ,主役はいくらか興奮していたようである。平然と出国ゲートを通って行ったように見えたが,不安そうな表情が見え隠れ。半ば無理矢理話を進めた責任もあり,何とか半年頑張ってくれればと思う。
気を紛らわすその2:
成田からまっすぐ帰るのも芸がないのでどこかにドライブ,と思い,とりあえず筑波山のファンタジートンネルを目指したのだが,途中で寄ったガソリンスタンドで,後ろのタイヤパンクしてませんか? と言われる。確かに空気が抜けているように見える。パンクではなかったようだが,ちょっと不安になり,筑波はやめて目の前に看板の出ていた「房総のむら」に入る。
気を紛らわすその3:
ここは小学5年の遠足で来たことがあるなぁ。当時はまだ「房総のむら」は未完成で「房総風土記の丘」の一部がオープンしていただけだったけど。入ってみると子連れにはなかなか面白く,童心に返ってのんびり過ごす。ニュートン氏に「いま我孫子の近くにいます」と連絡するが返事がない。
気を紛らわすその4:
自宅でサーバを起動。以前は大学の研究室以外の場所で仕事をすることは皆無に近かったのだが,最近は自宅や外出先で仕事をする時間が増えた。大学は相変わらずネットワークが不安定で,外出先で必要なファイルが取り出せなくて困ることが多く,それならば自宅に,という目論見である。Linuxをインストールして各種サーバ構築。こういう作業には慣れているが,気を紛らわすのには最適かも。
気を紛らわすその5:
高校のクラスの同窓会に向けての名簿作り。54人が3年間同じクラスで結束は固く,いまでも消息不明者は10名以下である。1人ずつメールなどで連絡を取り近況の調査。こういう作業も気を紛らわすのには絶好だが,高校を卒業して20年も経ってしまったのかと思うと少ししょんぼりする。
気を紛らわすその6:
久しぶりに大作の名著に挑戦中。Richard Duda 他による "Pattern Classification" 改訂版。2年ほど前に確か2万円以上で購入して一部をざっと読んだだけになっていたが,知人からこれを使って勉強会でもやりませんか,という誘いがあったので,それならばと最初からちゃんと読み始めてようやく50ページほど。効能や成果は考えず,ただ純粋に知識を頭に入れていくという勉強をするのは実に心地よい。
気を紛らわすその7:
某出版社より新しい企画の話が舞い込み,編集者たちと企画会議。こういうのは実に楽しく,いろいろ喋って帰ってきてから,仕事の大部分を引き受けてしまったことに気が付く。ま,いっか。
※ちなみに辞書によれば「紛らわす」は「紛らす」の強調形らしい。
posted by gecky at 23:44|
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