2005年04月24日

ヒマでヒマでしょうがない

少なくともヒマではないし,それほど忙しくはない,というのも当たらないから,やはり忙しいには違いないのだが,忙しいレベルにもいろいろあるから,なるべく相対的に考えることにして,今日も忙しいけど,平均的なレベルよりは少し忙しくないから,今日はヒマなんだ,と自分に言い聞かせると精神衛生上頗る良いことが分かった。

だいたい,働き盛りの年齢で「いやぁ,最近ヒマでヒマでしょうがないんですよ。」などと言う人はまずいない。それに対して「お忙しそうですね。」と声を掛けたわけでもないのに,自ら「最近忙しくてたまんない。」とわざわざ言う人はけっこう多い。私の場合も,本当に忙しいときに忙しくないフリをするのは至難の業で,忙しそうに見えることが多いらしい。仕事の内容などあまりよく知らないはずの学生たちにさえ,先生毎日忙しそうですね,などと言われる有り様で,これはいけないと思う。

私にとっての最上レベルの忙しさは,言葉にするとこうかな。

「笑っちゃうくらい忙しい。」

これは本当にもう,目の前にやることが山積みで,しかも期限が今日中や明日中のものがいくつもあって,猫の手でも犬の脚でも何でも借りたいけどそうもいかない,仕事の山を前にして思わず笑ってしまいそうになる。普通なら「泣きそうに忙しい。」と言うところを,なぜか泣かずに笑ってしまう。そうして笑いながら徹夜をしたりする。

かつて某委員会でお世話になった某先生に,最近久しぶりにあった。

「いやぁ,あの委員会やめてからヒマでヒマでしょうがないんですよ。ははは。」

うらやましい。もちろん,ヒマなのがうらやましいのではなく,というか実際にヒマなはずはないので,そうやって「私はヒマです。」と堂々と言えることがうらやましい。

私も,笑っちゃうくらい忙しいときでも悠然と「いやぁ,今日はヒマだなぁ。」と言えるようになりたいと思う。
posted by gecky at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。